データガバナンスとは

データガバナンス

データガバナンスとは、組織内のデータ管理を効果的に行うためのフレームワークやプロセスのことで、
データの収集、保存、処理、保護、共有など、データライフサイクル全体にわたって適用されます。

データガバナンスの目的は、データをより責任ある方法で管理し、データの品質、信頼性、セキュリティを確保することにあり、組織は、意思決定のための正確かつ信頼性の高いデータに基づくことができるようになり、規制や法的要件を遵守することができます。

データガバナンスを実現するクラウドサービスには何があるのかしら?

代表的なクラウドサービスについて見てみよう!

目次

AWS

AWS Lake Formation

データレイクを作成するためのサービスで、データのセキュリティ、アクセス制御などを比較的簡単に実現できる。

AWS Glue Data Catalog

データのメタデータを一元管理するカタログで、データの位置、定義、アクセス権限などを管理できる。

Amazon DataZone

2023年初頭にリリース予定

組織の境界を越えて大規模にデータを共有、検索、発見することができる。
ガバナンスとコンプライアンスのポリシーを適用しながら、すべてのデータのパーソナライズされたビューを示す統合データ分析ポータルを通じて、データプロジェクトで共同作業を行うことができる。

Azure

Azure Purview

データカタログとデータガバナンスサービスで、データの可視性、データの品質管理、アクセス制御を簡単に実現できる。

Azure Information Protection

機密データを分類、保護、共有するためのサービスで、機密情報の検出、分類、保護、監査、管理を実現できる。

GCP

Cloud Data Catalog

データのメタデータ管理サービスで、データの説明、タグ付け、分類、検索を簡単に実現できる。

Cloud Data Loss Prevention

機密情報の検出、分類、保護を実現するサービスで、機密情報の漏洩を防止することができる。

まとめ

さっと見た限りでも、クラウドサービスそれぞれで名称は若干違えど、同じようなサービスは存在するようです。
実装方法についても今後少しずつ見ていこうと思います。

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この記事を書いた人

個人ブログ「Tech Up Labo」を運営する、おーすけ と申します。

IT業界に携わるエンジニアとして、クラウドサービスを用いたデータ分析関連、Webサービス関連の開発において、私自身が学んだことや実際に経験したこと、あるいはその他の情報に基づき情報発信しております。

これらの情報が私自身の備忘録となる一方で、時には他の方が抱える問題に対する解決の一助になることを願っております。

■保有資格
AWS Certified Solutions Architect Associate
JDLA Deep Learning For GENERAL 2020#2
JDLA Deep Learning For ENGINEER 2022#2
PMP、Python3 エンジニア認定基礎、他

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